コロナウイルスで今後のマーケティングはどう変わる？現役WEBマーケターが解説！

みなさんこんにちは。
緊急事態宣言が解除される都道府県も出てきて、だんだんと収束の気配を感じるようになってきましたが、まだまだ油断はできな状況ですよね？

今回のコロナウイルスの感染症対策のための緊急事態宣言で、今後の生活様式が大きく変わると言われています。
「え？収束したら終わりじゃないの？」
なんて思っている方もいることでしょうが、感染症はそう簡単には終わりません…

超期間で生活様式が変わらざるをえない状況…ということは、今まで通用していたマーケティングの手法が通用しなくなる可能性が大きいということです。
今後の生活様式を考えて、マーケティングがどのように変化していくのかを考えたいと思います。

新しい生活様式とは？

さて、コロナウイルスの感染対策で「新しい生活様式」が必要不可欠になるとなります。
新型コロナウイルスがそばにいることを前提に、コロナウイルスとの共存を考えて、「日常」を作り直す必要があるのです。

でも、

「新しい生活様式」ってなに？

なんて方も多いですよね？
実は私もその一人なんです。
そこで、「新しい生活様式」を調べました。

感染対策の「新しい生活様式」とは？

感染対策の「新しい生活様式」とは、４つの項目があります。
それでは、ひとつずつご紹介していきます。

感染対策の３つの基本

感染対策の3つの基本とは？
新しい生活様式の中に「感染対策の3つの基本」という項目があります。

身体的距離の確保
マスク着用
手洗い

などの項目がもりこまれています。
つまり、新型コロナウイルスは接触感染、飛沫感染するから、人と離れてマスクをして、手洗いをちゃんとしろよ！
ということです。

移動の感染対策

新しい生活様式の中には、移動に関する感染対策も盛り込まれています。
内容は、
「感染流行地域の行き来は控える」
「帰省や旅行は控えめに」
「発症時のために、誰とどこであったかメモ」
などの項目があります。

今後は、旅行や帰省に関することを自粛しないといけないのですね。

日常生活のスタイル

さて、ここからが、多くの人が影響を受けるであろう項目の「日常生活のスタイル」に関してです。
大きく分けると５つの項目に分かれています。

買い物に関して
食事に関して
娯楽・スポーツなどに関して
冠婚葬祭に関して
公共交通機関の利用に関して

買い物に関しては、
一人または、少人数すいた時間に買い物をする。
電子決済を積極的に利用する
展示品への接触は控える
買う物の予定を立てて、買い物の時間を少なくする。
レジに並ぶ時には、前後にスペースを開ける。
などの項目があります。

確かに、買い物って不特定多数の人が一箇所に集まり、直接的にも、間接的にも接触す機会が多いので、感染のリスクが高いことですが、セールや福袋の販売などの店側の対応やそもそもの販売方法が変わりそうですね。

食事に関しては、
テイクアウトを積極的に利用する
大皿を避けて、別々のお皿で食べる
対面ではなく、横並びで座る
食事中におしゃべりはしない
回し飲みはNG
などの項目があります。
居酒屋などの飲食店は、スタイルを大きく変更しないといけませんね。
また、この方法だと、合コンはどうなってしまうのでしょうか？
疑問です…

娯楽・スポーツに関しては、
公園はすいた時間や場所を選ぶ
筋トレなどは、自宅で行う
ジョギングは少人数で行う
すれ違う時には距離をとる
予約制を利用する
狭い場所での案外は避ける
歌や応援は十分な距離をとるかオンラインで行う
などの項目があります。
このような条件だと、マラソン大会や室内競技はどうすればいいんでしょうか？

冠婚葬祭に関しては、
多人数での会食は避ける
発熱や風邪の症状がある場合には参加しない
などの項目があります。
これだと、結婚式の披露宴なんて厳しいです…

公共交通機関の利用に関しては、
会話を控える
混んでいる時間は避ける
徒歩や自転車の利用も考える
などの項目があります。
混んでいる時間を避けるって、通勤電車はどうなるのか…？

確かに、これが徹底できれば、感染のリスクが低くなるのでしょうが、なかなかにハードルは高いですね。

働き方のスタイル

さて気になる働き方のスタイルです。
働き方のスタイルには次のような項目があります。

テレワークやローテーション勤務
時差出勤でゆっくりと
オフィスは広々使用する
会議はオンライン会議をする
名刺交換はオンラインで行う
対面での打ち合わせは換気とマスクを徹底する

などの項目があります。
テレワークなどは、対応できる企業はどんどん対応していると思います。

今回のコロナウイルスの緊急事態宣言で日本の企業の働き方のスタイルが一気に10年進んだと言われています。
確かにテレワークが導入可能な企業でも、導入に踏み切れていなかった部分があ流のですが、今回のケースでは、そんなこと言ってられない状況になったので、やるしかないということで、無理やりにでも進めたのでしょうが、そして一旦進んだ方法はきっっと元には戻ることはありません。
企業としても、テレワークの方がいいとなるケースも多くあるようですので、完全ではなくても、今後テレワークがなくなることはないでしょう。

そうなると、企業への営業の方法やマーケティングにも影響を与えることになると思います。

生活様式が変わってマーケティングはどう変わる？

さて、本題に入ります。
現在、だんだんと生活様式が変わってきていますが、マーケティングの分野でも、徐々に変化が出てきています。
特にネット通販の分野では、意外な物が売れていて、在庫切れが続出となっているそうです。
コロナの影響がある前には、ほとんど需要がなかった物や、一部の人にしか需要がなかった物が、いろいろなサイトで完売になっているそうです。
その商品をご紹介します。

生活様式が変わることで、商品の売れ筋も変わりますので、今後どのような商品が人気が出るのかを、仮説を立てていくことが重要ですね。
それでは紹介していきます。

売り切れ続出の【宅配ボックス】

通販のサイトで売り切れ続出となっているのは、宅配ボックスです。
外出自粛が続き、買い物を通販で賄うと言った方が増えているのでしょうね。
また、外出自粛で家にいるとしても、配達をしてくれる方に接触したいないという気持ちもあるのでしょう。

宅配ボックスは最近では、徐々に需要が多くなっていたのですが、ここにきて一気に需要が爆発しました。

特に男性に人気の【ホームベーカリー】

コロナウイルスの影響で意外な物が売れているのですが、その中でも、個人的に意外だったのが、ホームベーカリーです。
家にいる時間があるので、パンでも作ろうか？なんて思っている方が多いのか？パン屋さんにいくのが怖いから、だったら作ってしまえなんて方が多いのか？
しかも、特に男性からの人気が高いそうなんです。

最近のホームベーカリーはパンだけではなくて、うどんが作れるなんて商品もあるそうなので、普段は料理をしない男性が、うどんでも作ろう！なんて思っているのかもしれませんね。

テレワークに最適？【ゲーミングチェア】

テレワークや在宅ワークが多くなった影響だと思うのですが、ゲーミングチェアの売れ行きも非常に好調になっています。
在宅で仕事をする時間が長いので、座っている椅子をいい物にしたい！って思うのは分かりますが、なぜ「ゲーミング」なのでしょう？

個人的に、椅子にゲーミングもないと思うのですが…
でも、座っていて疲れない椅子となると、もっと違う選択肢もあると思うのですが、ゲーミングチェアが売れているのは、きっと…
「ハーマンチェアやアーロンチェアが欲しいけど、高いからゲーーミングチェアでいいや…」って思っているのか、「どうせ買うなら、趣味のゲームでも使える物にしよう！」なんて思っているのか？

なんにせよ、なぜ椅子の中でも「ゲーミング」が売れているのかもっとリサーチが必要ですね。